スマイルフェスティバル 「どうして商工会の青年部が?」編

タカフジ(管理人)

2011年11月24日 18:10

スマイルフェスティバルに関して、「どうして商工会の青年部さんが、こういうイベントをやってくれるの?」というご質問をいただいたことがあります。
今回は、なぜ鳳来商工会青年部が実施しているのかについて、ご報告したいと思います。


「鳳来地区で事業を営む事業者として、地域に対する恩返しがしたい。地域のために何かできないか。」ということがこの事業の出発点でした。
話し合いを進める中で、「鳳来地区の未来を担う、『鳳来の宝』である子ども達のために、何かできないだろうか。」という方向性が出てきました。
「今の子ども達を見ていると、ゲームばかりで外で遊ぶ機会が減っている。」
「以前のように、地域の祭りやイベントも少なくなり、子ども達が参加する機会も減っている。」
との声から、自然に囲まれた地元の会場を使い、子どもが主役となることで、屋外で活動する楽しさ、地域の事業に参加することの楽しさを知ってもらいたい。そういった気持ちから事業は始まりました。

ここまで事業の趣旨を読んでいただいても、それでも「?」ではないかと思います。
ここからは、「どうして商工会青年部が?」について、上記の趣旨と重なるところもありますが、書きたいと思います。

新城市の鳳来地区は、高齢化が進み、若者が地域から離れていってしまうという課題を抱えています。
子ども達に、地域の事業に参加することの楽しさを知ってもらうとともに、地域の一員であるという意識を育み、それにより、地域に関心を持ち、地域の一員として活動できる、地域を支えていく人物を育成したい。という気持ちを部員は強く持っています。
今後、この地域を担う子ども達は、商工業者にとっても、ともに地域を作り上げていく仲間です。
その仲間達が少なくなっていくことは、地域にとっても、商工業者にとっても決してよいことではありません。
商工業者にとっても、地域の活性化は無縁なことではないのです。

そしてもう一つ、商工会を地域の皆さんにとって、身近なものにしたいとの気持ちがあります。
「商工会が何をしているところか知らない。」こういった方が多いのではないでしょうか。
「鳳来商工会青年部」と聞いたとき、「あのイベントをやってる人たちか!」とすぐに思い浮かべていただけるように、なっていけたらと思っています。

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